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JEMCO通信

2026-04-07 生産の基本論 61回~

生産の基本論~ものづくりの達人になるためにおさえるべきツボ~【第81回 安全】

文責:ジェムコ日本経営 コンサルタント 原 正俊

皆さんは、「IE」という言葉をご存じでしょうか?IEは、Industrial Engineering の略称で「生産工学」などと呼ばれ、「生産性向上」と「原価低減」を行うものです。ジェムコでは、「IE」の考え方に関する情報をコラムでお届けしております。
今回は、「第81回 安全」についてです。

安全は重要な管理項目

安全は、何にも優る重要な管理項目であることに異論を唱える人はいないでしょう。安全無くして企業の発展はありえません。多くの工場で無災害記録に挑戦しています。

危険箇所が「当たり前」化していないか?

災害にならなくても、その発生の可能性のある箇所は工場内にいくつもあります。安全衛生委員会を組織して工場内のパトロールや評価を行っているところはたくさんありますが、それでも危ないと感じる部分はなかなかなくなりません。
私の支援先企業でも安全管理を行っているところがほとんどです。しかし工場内を視察すると危険箇所がたくさん見つかります。なぜでしょうか。それは作業現場が“風景”になってしまっているからに他なりません。慣れてしまっているのです。たとえ床に段差があっても「当たり前」化しているのです。

安全への視点や基準は厳しくなる

「昔からそうだった」というのは、これからは通用しないと思ってください。昔と今は環境も時代も違います。昔なら許されていたバリが、最近は顧客からクレームとなって返ってくるということはありませんか。それは顧客の視点や基準がきびしくなり、特に安全に対してシビアになってきているからです。人を傷つける恐れのあるバリなどの瑕疵は許されません。

高いところと低いところの安全性に注意を

工場内を視察して安全面で気になるのは、高いところと低いところです。
高いところは棚や設備の上に何かが置いてあるということ。落下の危険性があります。何かが頭上で漏れているところ。水や薬品を被るかもしれません。
低いところは床の上に配線やホースが走っているところ、段差やすきまなどです。足をかけて転倒したり、踏みはずしたり、挟み込む危険性を感じます。
慣れていない人がそこを通行する可能性を考えて、安全には特に注意を払っていただきたいものです。

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