シーケンシャルエンジニアリング(Sequential Engineering)
シーケンシャルエンジニアリング(Sequential Engineering)とは、一つの工程が終わってから次の工程へバトンを渡していく、リレー形式の開発手法のことです。「企画→設計→試作→製造」といった具合に製品開発のプロセスを行っていくようなことです。
シーケンシャル(Sequential)には「順次の」「連続的な」という意味があり、日本では「逐次型」とも呼ばれます。
「設計が終わってから製造部門にバトンタッチする」というリレー形式であるために、弱点もあります。
各工程が独立しており、前の工程が完全に終わらないと次へ進めません。そして、後工程(製造など)で問題が発覚すると、設計の初期段階まで戻る「手戻り」が発生し、時間とコストが膨れ上がります。
古くから一般的だった手法ですが、責任の所在が明確、管理が容易などの利点があります。
一方で、製品ライフサイクルが短くなり、スピードが求められる現代では、「手戻り」のダメージが甚大、開発期間が長いなどの理由から避けられる傾向にもあり、設計段階から製造、販売、保守などの各部門が参加し、情報を共有しながら進める「コンカレントエンジニアリング」が採用されるケースが多くなっています




