【業務改革が必要なワケ】業務改革の流れや3つのポイント
文責:ジェムコ日本経営
日本の生産労働人口は、低成長が続けば、2040年には6,000万人にまで減少すると予測され、労働負荷の増加や社員のモチベーション低下が懸念されています。特に伝統的な産業ではこの傾向が顕著であり、業務構造の見直しは重要です。
目次
業務改革が必要なワケ① 日本の生産人口は減少・技術承継の危機
現場の熟練技能者が引退する一方で、若手の人材確保が困難になっています。長年培われた暗黙知を、誰でも再現できる形(形式知)に変えなければ、品質と技術を維持できません。

業務改革が必要なワケ② 多品種・小量生産への対応
市場のニーズが多様化し、「同じものを安く大量に」から、顧客に合わせた「多品種・小量を短納期で」という生産体制が求められています。そのためにも、受注から出荷までのリードタイム全体を短縮する必要があります。
業務改革が必要なワケ③ グローバルなコスト・品質競争
今の時代、単なる「品質の良さ」だけでは差別化が難しくなっています。無駄を排除し、高付加価値な製品開発にリソースを集中させる必要があります。
業務改革で問題の本質を見落とさないために
例えば、業務の標準化・見える化、自動化・省人化、技術・技能の形式知化など、自社で業務改革に取り組まれている企業様は多いと思います。
しかし、どうしても目に見える現象に注目しがちで、対応が部分的にとどまり、業務や組織に関する問題の本質を見落としたまま業務改革を進めてしまうケースも少なくありません。 自社で考える業務改革のプランが本当に妥当かどうかを判断するためには、第三者の視点が必要です。
ジェムコ日本経営でも、数多くの業務改革のご支援をさせていただいています。実際我々のところにも、例えば、「業務の価値判断を自社で行うのは難しい」「自社では気づかない視点から課題を指摘してほしい」といった声がよく届きます。
業務改革の全体の流れ・スキーム
業務改革の全体の流れ・スキームについてですが、ここではジェムコ独自のものを例にご紹介します。
まずは、問題構造を可視化し、本質的課題を明確化した上で、業務改革のシナリオを構築します。ここでは、「定量調査」と「定性調査」の両方を実施します。
定量調査では、IoTツールなどを活用し、定性調査では対面でのヒアリングを通じて、顕在化している課題だけでなく、潜在的な課題にも深く踏み込んで分析します。業務(コトの視点)に加え、マネジメントや組織の問題(人の視点)も可視化し、課題を整理します。時間を取られ、本来業務に割く時間が減っていないか」「役職や職能と従事業務にミスマッチがないか」といった点です。 これらを評価する際、弊社では客観的な判断基準や考え方を提供することを特徴としています。
次に、業務の無駄を徹底的に削減し、合理化・簡素化・自動化を通じて業務プロセスを変革する段階です。加えて、人に関わるマネジメントの仕組みの再整備も併せて実施します。日々の努力が可視化されず、正当に評価されないことは、モチベーションの低下につながります。それを解消するために、対策の検討から具体化、アクションの実施までを一貫して行います。
最後は、フォローアップの段階です。この段階では、業務プロセス改善の効果測定、運用上の課題整理とブラッシュアップを中心に進めます。また、人のモチベーション改善に関わる部分については、マネジメント層の教育まで落とし込み、実際の支援も行います。現在、多くの企業ではDX人材が不足しており、それは量的にも質的にも課題となっています。ジェムコでは、リスキリングにも踏み込んだ対応を行い、総合的なサポートを提供することを大きな強みとしています。
業務改革をご支持いただいている3つのポイント
ジェムコの業務改革をご支持いただいているポイントが主に3つあります。
1つ目は、「業務改善・改革の強み+組織・人改革の切り口の追加」という、ジェムコならではのユニークなアプローチです。それは、業務をしっかり改善改革をしていく「業務“コト”の視点」と、社員のパフォーマンスをどう変えていくのか、モチベーションを上げていくのかいうような「“人”の視点」です。これは、どちらかだけでも上手くいきません。“コト”と“人”の視点の両輪で行っていく、というところを評価いただいています。
2つ目は、ジェムコの強みである実践型いうところ。例えば、プランを作って「あとはやってください」という「絵に描いた餅」ではなく、結果が出るまでしっかり伴走するというところが評価いただいているポイントになっています。
最後は、DX人材の育成・リスキリングまで踏み込んだアプローチを実施し、最終的には自律的な改善活動が可能となる体制・仕組みを整えます。
このように、ジェムコでは実態の可視化から課題解決とフォローアップに至るまで、トータルで提案・ご支援をさせていただいております。業務改革のお困りごと等ありましたら、ぜひジェムコにお問い合わせをいただければと思います。




