【製造業におけるロスコスト】ロスコストの種類は?生産効率向上とコスト削減の両立は可能?
文責:ジェムコ日本経営
ロスコストは、直接的に利益を圧迫するだけでなく、生産性の低下や競争力の弱体化にもつながるため、その削減は経営における重要な課題とされています。
目次
ロスコストとは?その意味と重要性
ロスコストとは、本来であれば発生しなかったはずの損失や無駄に費やされたコストを指します。ロスコスト削減は、企業の収益性向上と競争力強化に不可欠な経営課題です。
ロスコストには、様々な種類があります。
ロスコストの種類①設計ロスコスト
設計ロスコストとは、設計段階における不備や手戻り、過剰な品質や機能の盛り込みなど、設計段階の問題によって発生する無駄なコスト。言い換えれば、「設計の質に問題があったことにより生じる損失」ともいえます。
ロスコストの種類②調達ロスコスト
調達ロスコストとは、企業が製品やサービスを生産・提供するために必要な、材料や部品の在庫過多、発注ミス、購入価格の高さ、納期遅延など、調達プロセスにおける非効率によって生じるコストです。
ロスコストの種類③製造ロスコスト
製造ロスコストとは、不良品の発生、手直し、設備の故障や段取り替えによる停止、材料の歩留まり悪化など、製造工程で発生する損失コスト。製造ロスコストの削減は、企業の競争力を高める上で重要であり、製造現場において、これらのロスコストを継続的に特定・改善することが、持続的な成長と利益確保の鍵となるといえるでしょう。
ロスコストの種類④品質ロスコスト
品質ロスコストとは、製品やサービスの不具合による顧客からのクレーム処理、返品、修理、さらには市場からの信頼失墜などによって生じるコスト。本来避けられたはずの様々な費用や損失の総称です。
ロスコストの種類⑤間接業務ロスコスト
間接業務ロスコストとは、会議の長時間化、非効率な事務処理、不要な資料作成など、製造に直接関わらない間接部門の業務における非効率性から生じるコスト。間接業務は、直接的に売上を生み出すわけではないため見過ごされがちですが、その積み重ねは企業全体の生産性や収益性に大きな影響を与えます。
生産効率向上とコスト削減の両立を目指して
このように、さまざまなところで、ロスコストは発生する可能性があります。
生産効率向上とコスト削減は、企業の持続的な成長と競争力強化に不可欠な経営課題であり、一見すると相反するように思えますが、実は密接に関連しており、適切なアプローチを取ることで同時に達成することが可能です。
ジェムコでは、みなさまが抱えるロスコスト削減のお悩みに対して、様々な形でご支援させていただいています。ぜひお問い合わせください。