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JEMCO通信

2025-07-22 コンサルティング トピックス

クオリティコントロール(QC)と品質保証(QA)の違いとは?

文責:ジェムコ日本経営

クオリティコントロール(QC)と品質保証(QA)は、どちらも製品やサービスの品質を確保するために不可欠なプロセスです。しかし、その役割や進め方などについては違いがあります。

クオリティコントロール(QC)とは?

クオリティコントロール(Quality Control)とは、製品やサービスが顧客の求める品質基準を満たしていることを確認し、維持・向上させる一連の活動を指します。日本語では、「品質管理」とも訳され、主に「作り手」の視点で製造やサービスにおける品質を管理し、不良品を作らないことに重点を置きます。クオリティコントロール(Quality Control)は、QCと略されることもあります。
単に不良品をなくすだけでなく、製造プロセス全体の効率化やコスト削減にも貢献し、最終的には顧客満足度を高め、企業の信頼性と競争力を向上させるために不可欠な役割を担っています。

クオリティコントロール(QC)の役割

クオリティコントロール(QC)は、不良品を作らないということだけでなく、製造プロセスの効率化やコスト削減や、顧客満足度を高めること、企業の競争力を向上させるなどの役割を担っています。

クオリティコントロール(QC)の進め方

クオリティコントロール(QC)の進め方として一般的には、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)の考え方に基づいて実行されることが多いようです。例えば下記のようなことです。
■Plan(計画)=品質目標と基準を明確にする
■Do(実行)=決めた手順で実行、データ収集
■Check(確認)=データ分析、評価
■Act(改善)=改善策を実行、標準化

品質保証(QA)とは?

品質保証(Quality Assurance)とは、製品やサービスが顧客の要求する品質基準を満たしていることを保証する一連の活動を指します。顧客の立場から、製品やサービスのライフサイクル全体を通して品質を担保し、顧客に安心と満足を提供することを目的とします。品質保証(Quality Assurance)は、QAと略されることもあります。

品質保証(QA)の役割

品質保証(QA)は、製品の不良をチェックしつつ、製品やサービスを生み出すプロセスを管理し、予防的なアプローチを通じて、一貫して高品質な製品やサービスを顧客に提供することを保証するという、組織全体の品質文化を築き上げる重要な役割を担っています。

品質保証(QA)の進め方

品質保証(QA)の進め方も、一般的には、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)の考え方に基づいて実行されることが多いようです。例えば下記のようなことです。
■計画(Plan):体制の構築と基準の設定
■実行(Do):計画に基づいた活動とデータ収集
■評価(Check):状況の確認と問題点の洗い出し
■改善(Act):改善策の実行と定着化

クオリティコントロール(QC)と品質保証(QA)の違い

上記をまとめると、クオリティコントロール(QC)と品質保証(QA)には、下記のような違いがあるといえるのではないでしょうか。
■クオリティコントロール(QC)
「不良品を作らない」「不良品を見つける」という具体的な活動に特化
■品質保証(QA)
顧客に価値ある品質を継続的に提供するための仕組み全体を保証する、より広範で体系的な役割

クオリティコントロール(QC)と品質保証(QA)の連携が重要な理由

クオリティコントロール(QC)と品質保証(QA)は、それぞれ異なる役割を持つものの、「顧客に高品質な製品・サービスを継続的に提供する」という共通の目標に向かって、車の両輪のように連携すること不可欠です。クオリティコントロール(QC)が現場で「不良品を作らない」「不良品を見つける」という具体的な活動に特化し、品質保証(QA)がその仕組み全体を保証し改善することで、顧客満足度や競争優位性を確立して、成長を実現することができるのではないでしょうか。

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