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JEMCO通信

2018-09-24 成長戦略のプロセス・手法

これからの成長戦略の論点 第1回

文責:ジェムコ日本経営 成長戦略コンサルティング事業部 事業部長 森岡 琢

■コラムのキーワードは「イノベーション」「新興国」「デジタル」

現在進行形で進む米中貿易摩擦や2019年3月に控えたブレグジット(英EU離脱)など
今年の秋から来年の春に向けて、企業を取り巻く経済環境に大きな変化が生じます。
変化による影響が不透明な中、企業としてどのような成長戦略を描けばよいでしょうか。

本コラムでは、3つのキーワードに着目し、これからの成長戦略を描くためのポイントに
ついて解説します。

そのキーワードとは、「イノベーション」「新興国」「デジタル」です。
各キーワードについてそれぞれ前編・後編の2回ずつに分けて、企業事例とともに
以下の予定で配信します。

◆はじめに
第1回:本コラムの概要紹介
◆いかにイノベーションに取り組むか?
第2回:イノベーションとは何か?
第3回:イノベーションを成長戦略に取り込む
◆いかに新興国市場と向き合うか?
第4回:新興国市場の現在地と未来
第5回:新興国市場での成長
◆いかにデジタルを戦略に活用するか?
第6回:デジタルの衝撃
第7回:デジタルの戦略への活用の仕方
◆終わりに
第8回:イノベーション×新興国×デジタルで何が起こる?

■3つのキーワードは深く関係しあうもの

ちなみに上記の3つのキーワードが、今年(1月1日~9月20日まで)日本経済新聞(朝刊)で、
どれくらい出現したかというと、
・イノベーション…1,079件
・新興国(市場)…133件
・デジタル(戦略)…37件
であることが分かりました。
※日経テレコン調べ、()内のワードを含めて検索

キーワードの中でも「イノベーション」の出現回数が圧倒的に多いですね。
しかし、これらのキーワードは決して単独で考えるべきではなく、それぞれが深く
関連しあっています。

最終回では「イノベーション×新興国×デジタルで何が起こる?」をテーマにして、
国としての取り組みが、企業の取組を先導している中国の事例を引き合いにして、
日本企業に対する示唆や日本企業ならではの道筋・方向性を提言したいと思います。

それでは次回からの本編連載をお楽しみに。

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